成人発達障害支援学会から学ぶ「生涯にわたる支援」の視点。大人のADHDの臨床、各地のデイケアの取り組みなど【東京大会レポート1日目】

2025年10月11日、東京・一橋講堂にて「第12回 成人発達障害支援学会 東京大会」が開かれました。今年のテーマは「Care with Peers ～生涯にわたる支援～」。この言葉には、発達障害のある人が、仲間（Peers）と共に支え合いながら、その人らしい人生を歩んでいける社会を目指すという、温かい願いが込められています。当事者、家族、支援者、研究者など多くの人々が集った会場は、初日から熱気に満ちあふれていました。本稿では、大会1日目の様子をレポートします。