LITALICOワークス高槻

学生の時に就職活動に失敗し、大学卒業後引きこもっていました。同級生が仕事のことをSNSにアップしたものを見ては落ち込むけれど、SNSを見ることをやめられずにいました。両親は「早く働いて自立しなさい」と言うばかりで、辛い日々でした。 うつでも就職できたという投稿を見て、ネットで調べました。LITALICOワークスを見学した時は自分が就職できるかは半信半疑でした。

昼夜逆転の生活をしていたので、はじめは朝同じ時間に通所することが辛かったです。何度遅刻してもスタッフさんが毎回声をかけてくれ、気づいた頃には毎朝同じ時間に起きられるようになっていました。 コミュニケーションが取れるか心配でしたが、同じ悩みや障害を持っている同士だったからか、すぐに打ち解けることができてびっくりしました。 はじめは反対していた両親も途中から口出しすることがなくなり、就活の応援をしてくれるようになりました。

1年ちょっとで就職でき、両親が一番喜んでいます。大学の同級生と同じように有名企業でバリバリ働いているとは言えませんが、無理なく働くことができています。働くことやコロナが流行したことでうつが再発するか心配でしたが、問題ありませんでした。 少しずつ業務の幅を広げていただき、できる仕事が増えて働いているという実感があります。

高校卒業後、仕事でのミスが多く人間関係もうまくいかず精神面でつらかったことが多く、職歴が増える一方でした。精神的につらくなり、病院へ行くと発達障害・軽度知的障害と診断された時にLITALICOワークスを紹介されました。1人で就活をすることに限界を感じていたので、障害者枠でも仕事ができるのであればとわらにもすがる気持ちでした。

以前はグループ内にいるように見えても、どこか浮いていて周囲との壁を感じていました。LITALICOワークスでは障害特性が違う方が多くいるのに、そういった壁は感じられず、自分らしくいることができました。 いろいろな企業の職場を体験する機会があってこの仕事ならできると思っていましたが、立ち仕事は腰に負担がかかるという気づきがありました。「実際にやってみたら思っていたことと違うこともある」というのは大きな発見でした。

生活面でも業務面でもスタッフさんが間に入って上司と情報共有をしてくれるので、安心して業務に取り組むことができています。今の職場で、コミュニケーションに少し悩んだ時に介入してくれて、上司と3者面談をして解決することができました。 今でも定着支援面談は楽しみでしかありません。