就労継続支援A型とは、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービスです。勤務形態は事業所ごとにさまざまですが、1日の実働時間は4~8時間程度であることが多く、仕事内容としては、カフェやレストランのホールスタッフ、パソコンによるデータ入力作業、パッキングやラッピングなど業務は多岐に渡ります。
障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつであり、現時点では一般企業での勤務が難しい65歳未満の方に、一定の支援下で継続して働けるような職場を提供しています。
利用者はA型事業所との間で雇用契約を結ぶので、基本的には最低賃金額以上の給料がもらえます。厚生労働省の社会福祉施設等調査によると、A型事業所は2016年時点で3455事業所、利用者は6万8070人です。