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1/15「城の崎にて」を名古屋にて
2025/01/15
こんにちは、SaiTeiGi.利用者の羊田です。突然ですが「城の崎にて」という短編小説をご存じでしょうか。僕の愛する小説の1つであり、僕が小説書きとして目指す小説の1つです。ですので、ちょっとだけ語らせてください。 「城の崎にて」は志賀直哉によって作られた私小説です。大正6年に同人誌の白樺で発表されました。内容としては、生死にかかわるケガを負った志賀直哉が城の崎で蜂の孤独死、ねずみの生きあがき、イモリの突然死を通して、死生観を考えるお話です。 志賀直哉は明治から昭和、戦後にかけて活躍した小説家です。その文体は簡潔で鋭い日本刀の刃を思わせます。また彼の文体は小説の理想とされ、多くの小説家志望生が練習として模写したそうです。そのため、小説の神様とも呼ばれています。(志賀直哉の代表作「小僧の神様」のもじりでもあります。) 「城の崎にて」は志賀直哉が路面電車にはねられ、兵庫県の城崎温泉で湯治をしている最中に書かれた私小説で、心の機微を描く心境小説のひとつです。志賀直哉のケガは致命傷でこそなかったものの、志賀直哉は死を間近で見て相当衝撃を受けたようです。そのため、このころの作品には死の静かさが入り込んでいます。 僕が感じる「城の崎にて」の良さは冷たいほど簡潔な描写にあります。蜂が死んでいる画面を描写するにも、そのときの思考のみをつづる自制力に感動するのです。そして、その時の思考3種が最後に組まれて1本の筋となる、これが美しい。僕もつらい時期があって、その時に「城の崎にて」を知っていればなにか変わったかもと考えてしまいます。 志賀直哉の小説は残念ながら青空文庫には収蔵されていません。短編集の1作として様々な出版社から文庫が出ていますので、買ってみてください。志賀直哉の作品のほとんどが短編小説になるので、時代ごとの変化も文庫だけで楽しめます。志賀直哉唯一の長編は「暗夜行路」となります。さらに志賀直哉を楽しみたくなったら手に取ってみてください。 余談になりますが、城崎温泉には今も志賀直哉が泊まった宿と部屋が営業しています。その志賀直哉が泊まり「城の崎にて」を書いた部屋に泊まれるのですが、志賀直哉ファンは多くなかなか予約が取れません。いつか泊まって小説を書く真似をしてみたいものです。
就労継続支援B型事業所 SaiTeGi. 〒450-0002 名古屋市中村区名駅5-10-7花車ビル中館214号室 ※ 桜通線「国際センター駅」より徒歩2分 📞 052-756-4116 📧 info@saiteigi.jp
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